参加予定の皆様へ重要なお知らせ
昨年後半にはCOVID-19 感染症拡大が一旦収まり、パンデミックからの復興の兆しが見えたかと思われましたが、新たな変異株としてオミクロン株による感染が拡大し、この先の行方も未だ見通せない状況が続いております。この様な状況下での本大会の開催方式について、実行委員会および幹事会との相談の上、下記のような対応を取ることといたしました。
1)基本的にはこれまで通り、完全対面開催を追求し、皆様を札幌にお迎えし開催することを前提に準備を進めます。ただし、5月初旬の新型コロナ感染状況によっては、ZOOMによるハイブリッド開催に変更させていただく、あるいは緊急事態宣言発令などさらに悪化する状況となり一部現地開催すら難しくなった場合は来年度に延期させていただくことといたします。
2)所属機関によって程度の差はありますが、会話しながらの飲食を伴う会合に関して今後も長期間制限が続くことが予想されますので、大変残念ではございますが情報交換会は中止とさせていただきます。
現状の感染状況を鑑みて、ハイブリッド開催に変更させていただきます。参加登録後、ZOOM URLの情報等、詳細について案内いたします。(6月上旬以降)
タイムテーブルおよびプログラム (2022年5月23日更新)
2022年6月24日(金) 第59回生物部会学術大会
特別講演(教育講演)
樋田京子 先生(北海道大学 大学院歯学研究院)
「がんと血管のネットワークの理解と新たな治療戦略」
一般演題
「BNCT」「粒子線・FLASH」「放射線増感・抵抗性」
「免疫・炎症」「放射線防護」「微小環境・イメージング」
生物部会活動報告
生物部会賞 授与式
2022年6月25日(土) 第50回放射線による制癌シンポジウム
特別講演
青山英史 先生(北海道大学 大学院医学研究院)
「脳への放射線照射と認知機能」
ランチョンセミナー(協賛:楽天メディカル)
小川美香子 先生(北海道大学 大学院薬学研究院)
「光免疫治療の最前線」
シンポジウム1:最近の粒子線を用いたがん治療イノベーション
鈴木 実 先生(京都大学 複合原子力科学研究所)
「BNCT治療の最前線」
野本貴大 先生(東京工業大学 科学技術創成研究院)
「ポリビニルアルコールとボロノフェニルアラニンから構成される中性子捕捉療法用薬物送達システムの開発」
尾池貴洋 先生(群馬大学 医学部)
「重粒子線治療の個別最適化を目指した基礎・トランスレーショナル研究」
志賀 哲 先生(福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター)
「Radio-threnostics-At-211 MABGの開発-」
シンポジウム2:FLASH(線量率効果)に着目した放射線治療イノベーション
岩田宏満 先生(名古屋市立大学 医学部附属西部医療センター)
「陽子線FLASH 照射の臨床応用への期待」
小平 聡 先生(量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門)
「超高線量率照射効果のメカニズム解明に向けた取り組み」
シンポジウム3:微小環境(がん免疫、低酸素、癌特異的代謝等)の多様性を考慮したがん治療のイノベーション
永澤秀子 先生(岐阜薬科大学 創薬化学大講座)
「ホウ素中性子捕捉療法のためのLAT-1輸送基質を模倣したホウ素キャリアの開発」
小野寺康仁 先生(北海道大学 大学院医学研究院)
「腫瘍微小環境の代謝制御と放射線治療」
安井博宣 先生(北海道大学 大学院獣医学研究院)
「放射線におけるセノリティック治療の可能性」
染谷正則 先生(札幌医科大学 医学部)
「リキッドバイオプシーを用いた放射線治療効果予測と腫瘍免疫微小環境の非侵襲的なモニタリング」